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イオンモール盛岡南2Fにあります『盛岡南眼科』は、土日祝も診療をおこなっており、盛岡市周辺の地域のみなさまに愛される眼科医療をつくします。

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盛岡市の眼科『盛岡南眼科』

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こんにちは院長の磯目です。よくある目の病気として「結膜炎」のお話は既にしましたが今回はその中でも2WEEKや1MONTHのコンタクトユーザーにもよく見られる「アレルギー性結膜炎」のお話です。

 

●原因は…「花粉」?「ハウスダスト」?…「コンタクトレンズ」?

患者さんの御了承を得て実際の写真を掲載させていただきます。

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瞼をひっくり返した写真です。アレルギー性結膜炎ではこのように瞼の裏の粘膜にボツボツとした腫れができることがしばしばです。(「乳頭増殖」、「乳頭性結膜炎」などとも言われる状態です。)

「花粉」、「ハウスダスト」…アレルギーの原因となるものは私達の身の周りにたくさんありますが…

「コンタクトレンズ装用が原因となってる」ということも多いです。

 

●症状は?

コンタクトを装用している方でアレルギー性結膜炎として対処すべき患者さんは「痒い」、「目ヤニが出る」等の他に「瞼の裏がゴロゴロする」とおっしゃる方が多いです。

上記のような粘膜のボツボツがこすれているのでしょう。これらによって黒目がこすられ角膜炎を合併していることも多いです。

「コンタクトがずれる」という訴えもしばしばです。腫れた粘膜にコンタクトがひっかかりずれてしまいます。

そしてこれらの症状を訴える方の大半が2WEEK、1MONTHのソフトコンタクトレンズの方々です。

 

●なぜ2WEEK以降のユーザーに多いのでしょう?

2WEEKも1MONTHも共通するのは「同じレンズを洗って使う」ということです。レンズに付着した蛋白質等が瞼の裏の粘膜に慢性的なアレルギー反応を起こすと言われています。

「毎日消毒しているんですよ!」そうおっしゃる方もいらっしゃいますが…よくよく聞いてみると…

1日の装用時間が圧倒的に長かったり…こすり洗い等消毒をしっかりしていなかったり…。

そもそも2週間や1ヶ月などの期限を越えて使用していたり…。

コンタクトの装用スケジュールに何らかの原因があることが多いです。

 

●装用スケジュールの見直しを。

治療として抗アレルギー薬の点眼!それももちろんですが私はそれ以上に

「コンタクトの装用スケジュールの見直しが大事ではないか?」と思います。

たとえ目薬で一時的に症状がおさまったとしても…そもそもの原因となったコンタクトスケジュールを変えない限りはまた同じことになるのではないでしょうか…?

 

使用期限は守ってますか?1日の装用時間は短縮できないでしょうか?

消毒方法を見直してみませんか?1DAYにできれば消毒作業は不要となりますし、1DAYユーザーでアレルギー性結膜炎になってしまってる方はあまりお見かけしないのも事実です。

 

慢性的な不調に悩まされているコンタクトユーザーの方々は、アレルギー性結膜炎とコンタクトスケジュールの改善を考えてみてもよいかもしれません。