今回のコラムはお知らせです。
【当院で対応可能な病気】に関する項目をホームページに追加したいと考えてます。
先日、娘のことで病院を受診しようとネットで医院を検索しました。
その際「ここで娘の病気を診てもらえるのかな?」と思う医院が多々ありました。
患者さんの立場に立ってみて「対応可能な病気というのは明記しておくべきだな」と思ったのです。
また、対応可能な病名を羅列してもあまり意味がないと思いました。
患者さんが自分で病名を診断できるわけではありません…
ならば「病名」ではなく「こういう症状の時に御相談ください。」とするべきかと思いました。
自分の専門分野に置き換えれば「結膜炎、角膜炎対応可」ではなく…
「充血、メヤニ、目の痛み、痒み、御相談ください。」とするべきでしょう。
逆に患者さんがはっきりした病名を伝えてくることもあります。「緑内障は診ていただけますか?」等です。
でもよくよく聞いてみると緑内障と確定されてるわけでもなかったりします…。
「病気の確定診断」は、しっかりとした精査を経て行われるべきだと思います。
診断の確定はもちろん、経過の観察や悪化した際の治療などその病気毎に「必要な検査・治療」があります。
当院の設備では診断・検査・治療が難しい病気に対しては、設備のある医院の受診をお勧めしています。
また、糖尿病など目だけではなく全身に関わる病気は、全身状態の管理・コントロールが大事です。
全身疾患のフォローは各科単体で「目だけ」あるいは「血液検査の値だけ」見てればよいわけでもありません。
複数の医院が各科単体でフォローすることが、治療の妨げになることもあります。
診療科同士がチームを組み一丸となって治療することが大事で、それができるのはやはり「総合病院」です。
以上のような理由から当院では対応のできかねる病気があります。
しかし、今このコラムを見ていただいているのも何かの縁。
もしあなたが御自分の病気に関して不安に感じていることがあればお問合せください。
縁あって関わった患者さんが適切な病院で適切な治療を受け、健康になることが私の望みです。
●常備薬が切れてしまった…目薬を忘れて旅行にきてしまった…
●子供が怪我をしてしまった!救急車を呼ぶべきか?
このような不測の事態の時もお問合せください。
院長である私の診察日であれば、常備薬の処方や対処可能なものに対しては外傷処置・異物除去等も行います。
明らかに救急病院等を受診した方がよいと判断した場合にはその旨もお話しいたします。
それでは今後とも当院をよろしくお願いいたします。