「お盆期間中の診療について」…今年もこのコラムを書く時期となりました。
ただ今年の夏は例年とは違います…。コロナウィルスの影響で世の中は大きく変わってしまいました…。
本来ならオリンピック開催で日本中が熱気にあふれていたであろう…7月の4連休にこれを書いています。
夏の盛岡の一大イベントであったさんさ祭りも中止となり、今年の夏に例年のような賑やかさはありません…。
対して、連休中に受診される患者さんは昨年同様に減ることがありません。重症患者さんも来院されてます。
昨日は角膜炎を悪化させた方がいらっしゃいました。本日は網膜に穴があいてしまった方を診察しました。
いずれも症状は数日前から…「救急にかかったが眼科医がいなかった」「開いてる病院が見つからなかった」
…そんな方々がネットで検索し、当院を見つけてくださるようです。
改めて思う事ですが、病気に土日・祝日、連休はありません…。
例年とは違う夏…しかしその中で、当院は例年通りの告知をいたします。
【当院ではお盆期間中、通常通りの診療を行います(休診日および診療時間の短縮等はありません)】
お盆期間中の診療は全て、院長の私が担当させていただきます。
大きく変わってしまった世の中で、私ができることは毎日診療を行うことくらいですが…
【休診日】無休(年末年始を除きます)
当院ホームページの隅っこに記載されたこの事項は、私の想像以上に重大なものになってきているようです。
お盆期間中の診療は大変混雑する場合や、重症患者さんの診察を優先させていただく場合等がございます。
また当院では設備上対処できかねる病態もあり、救急病院等に御紹介させていただく場合もございます。
(重症度によっては、救急病院を直接受診していただいた方が良い場合もございますので、受診先に迷った際は御電話にて御相談ください。)
それではお盆期間中含め、8月もよろしくお願いいたします。